アクセス解析の目的は?この意識大事です

意外とこれって重要です。

どこに問題があって何のためにあなたはHPのアクセス解析をするのでしょうか?

訪問者が低下したからどのページが問題なのか解析したい

サイト全体の直帰率が高いから改善したい

CVが低下しているページがないか解析したい

これらの問題があったとして、

よくありがちなアクセス解析のミスは、当初解決しようと考えていた事柄から、ずれていってしまうこと。

最初はサイト全体の直帰率が問題で、どのページが悪いのか見ていたのに、解析途中からCV改善に移行していたり、CV低下しているページの訪問者をあげる施策をしていたり。

もちろんアクセス解析の結果から、次のステップとしてこのような施策をすることもありますが、ここで一番重要なことは、まず問題となっている原因をしっかりと突き止めること。解析の目的です。

しっかりと解析したあとから、CV改善の施策がベストな選択肢だと判断したらそれをやるべきだし、キーワード施策が必要であればそれをやるべきです。

必ず解析の目的を意識しながら順番に最後まで処理をすることです。

問題の原因を突き止めずに、次へと移行してしまうと、本当にその施策がベストなものなのか、怪しいですよね。もし間違った対策をしていたら効果測定をしても全く無意味な結果となってしまいます。次へと続かないのです。

地道で少しつまらないかもしれませんが、アクセス解析だけでなく、ビジネスの多くの場面でも言えることだと思います。

一つ一つやりきる。シンプルで簡単に見えますが、次のステップに進むためには重要なことなんです。

また解析が終わり施策を考えるとき、実行するときもこの目的が大事です。

例えばコラムのようなコンテンツ群のCVを最大化するために施策をするとして、各テーマや別途グループ化した記事にCV率の高いページへのリンクを貼るとします。デザイン上3つのリンクを付けようと考え、リンク先をピックアップしていると、この3つ選ぶということが目的に代わってしまい、本来の目的であるCV向上を忘れてしまう、ということが人によっては起きてしまいます。関連性が重要だからとCVに関係のないページを強引にセレクトしてしまう、という目的の置き換えが起こってしまい、当初の目的であったCV最大化が施策できていない状態になってしまうのです。

こうなった場合、後日効果測定を行っても、あまりいい数字が出ないでしょう。またその結果、こうした施策は効果がない、という結論になり実はちゃんと施策をしていれば効果が出るかもしれない、今後運用などにも大きな影響があったのかもしれない、ということに陥り、折角の改善案をロストしてしまうことになってしまいます。

しっかりと、何のために、どんな目的があってアクセス解析をし、施策をするのか、最後まで気を引き締めて臨む必要があります。

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