アクセス解析方法のパターン・ケース

いくつかケースに分けて解析方法を見ていきましょう。

解析方法は、この項目の数字が落ちたからこのフレームワークで、という決まったものはありません。ここが大きなポイントであり注意点です。

これを探していた人にはゴメンナサイ。でも違う視点でも解析方法を考えられると思いますので、もし時間があれば見ていってください。

ケースごとに決まったアクセス解析。このように考えてしまうと本当の問題解決にはならず、結局は小手先であったり表面上の解決のみで、数字が元に戻らない、さらに悪化するといったことになってしまいます。

解析する決まったパターンはありますが、これらの掛け合わせで原因究明と問題解決をしていきます。

※フレームワーク

例えばセグメントして出た結果で、決められた数値より低いページを修正する

→一定の効果はあると思いますが、本当に重要なページを見逃す可能性やあまりCVに関係のないページを施策する可能性もあり効果的ではありません

※パターンの組み合わせ

セグメントして出した結果、ランディングページ、ある期間との比較、SCでの状況など色々な解析パターンを組み合わせることで、より確信となる問題ページを修正すること。

解析方法は大きく分けて3パターンあります。

・一定期間との比較により落ちたページを修正・施策する

・パターン解析から指標を出し、低いものを修正したり、今後の運用方針の意思決定に利用する。

・ユーザー層を決めて解析、施策する

私個人としては①を多く使っています。実際に解析してもこれが、あるべき数値なのかわからないので、一番CVが良かった期間と比較して落ちているところを施策していきます。CVが目に見えて落ちているときはもちろんですが、週間レポートから体感できない部分も解析しています。

→体感できない部分?

例えばCVは前週と同じとして、体感では感じられますが、訪問者数が1.5倍になっていた場合CV率は大きく落ち込みます。もしかしたら新規率も高くなっていて新しい顧客層にリーチできているのに結果が全く出ていない状況になっている可能性があります。解析することで修正することはできるのか、そもそも新しい顧客層は獲得できない層なのか判断していきます。

ちなみに、どう頑張っても獲得できないユーザー層は存在します。いくら頑張っても無理なものは無理なので引くことも大切です。この時重要なのは獲得できないファクトがあることがポイントです。理由があって施策があります。これを忘れないでください。

アクセス解析に重要なキーワード

・大きいところから小さいところへ

・順番に考えていく

・ファクトを集める

・比較する

・最初から施策方法を決めない(ゼロベース思考)

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