たまには違った視点から解析してみましょう。
Webサイトを運用している身として一番悔しいのは、CVしそうだったのに取り逃がしてしまった人じゃないでしょうか。
ECであれば、いわゆるカゴ落ちというやつです。あのAmazonでさえこの部分の対策に非常に力を入れていますよね。
問い合わせがCVの場合には、また細かい施策方法は違ってきますが、CVした人と、もう少しでCVしそうだった人の違いは何だったのか。これを調べていきましょう。
ちょっとケースっぽくやりましょう。
あなたのHPに来るユーザー層を段階的に分けてみます。
・そもそも問い合わせ目的ではなく情報を知りたいだけ
・問い合わせするかわからないが興味があり他社サイトなども比較したい
・良ければ問い合わせしようと思っているが今ではない
・良ければ是非問い合わせをしたい
・取り急ぎ問い合わせ
(それ以外にもMECEで考えると、他社競合の従業員や関係者、botなどがありますが、まったくCVに関係ないので度外視します。)
今回は上記でセグメントしたユーザー層の
・良ければ問い合わせしようと思っているが今ではない
・良ければ是非問い合わせをしたい
の2つにフォーカスして解析してみましょう。この人たちの特徴からCVを最大化する施策を考えてみたいと思います。
このユーザー層は簡単に分けると、問い合わせをした人、問い合わせしなかった人と分けることができます。
まずCVした人の特徴を見てみましょう。
GAでは色々なデーを見ることができます。CVした人がいつ、どのページから入ってきて、どんなページを見て、フォームから問い合わせをしたのかが分かります。
GAでセグメントをCVした人にして「ユーザー」をクリックして詳細を見てみましょう。
滞在時間、平均PVなどが表示されています。逆にCVしなかった人はどうでしょうか?
平均PVで大きな差はありますか?
私が運営しているサイトではCVする人は10ページ以上見ていて、CVしなかった人は約3ページ前後になっています。
ということは、10ページ以上見たユーザーはCVする可能性が大きくなりませんか?
逆に10ページ以上見てCVせず離脱してしまった人は、CVの可能性があったのになぜか帰ってしまったんです。
もし、CVする人が見たページで、顕著な傾向があれば、離脱してしまったユーザーの最後のページに、CVした人が見たページに誘導してみたら登録する可能性は高まるのではないでしょうか。
HPは時に迷路のようで、一度迷い込んでしまったら、ユーザーは自ら探しに行く気力もなくなり、結果離脱してしまうことになってしまします。
もっと問い合わせした後のメリットを伝えることができれば、、、、
ぜひ試してみてください。おもしろい結果がでるかもしれません。
コメント