先生、どこまで深堀すればいいのかわかりません

以前私の弟子に言われました。

「スピードも大事だっていうけど、どこまで解析を深堀っていけばいいのかわかりません」

「施策は考えたの?」

「はい、でもこの施策で本当にいいのかわからず、どこまで調べていいのか」

「ちょっとデータ見せて」

「これです」

「え?めちゃめちゃ多くない?これでいま何を調べてるの?」

「・・・内容割愛」

「それ必要?そもそも何の目的で解析してるの?」

「あ、、、、」

この時、わが弟子は深堀の迷路に迷い込み、本来の目的を見失いかけていました。

結論としては、施策を立てて、それが本当にいいのか、それはサイトに出してみないとわからないんです。

何それ?って感じですが、そうなんです。

難しい複雑な解析の場合、一発で答えを出すなんて無理難題です。というか本当の答えは永遠にわからないというのが答えで、だからアクセス解析をするわけだし効果測定もするわけだし。

仮説を立て施策をし、効果測定して初めて答え合わせをする。

そして間違っていたところや、さらに分かったところを施策していく。この繰り返しでいいのです。

もちろん、大企業の場合には実行は外部ベンダーで人月が掛かってしまうため、確度の高い施策方法をひねり出さないといけないですが、自分自身がやるのではあれば、そこで試してしまうのもアリですよね。

どこまで深堀するべきなのか。

一つ施策内容がでているのであれば、それをやってしまいましょう。

ただし、その施策が本当に効果的なのか、すこしだけ深堀してみましょう。さらに深堀に時間が掛かるようであれば、一旦やめてその施策でサイトに出してみましょう。

また効果測定して解析して考えればいいじゃないですか。

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